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肺炎球菌ワクチン どれを接種すればよいか?
2026.04.01

医師による肺炎球菌ワクチン接種のイメージ写真
肺炎球菌は、健康な人の鼻や喉にも存在しますが、免疫力が落ちた高齢者が感染すると重篤な肺炎を引き起こす危険性があります。

肺炎で亡くなる高齢者の約4分の1が肺炎球菌によるものと考えられています。

その予防には、成人向けの肺炎球菌ワクチン接種が推奨されています。

|肺炎球菌ワクチンの種類と特徴

肺炎球菌は菌をおおうカプセル(莢膜)の構造の違いで約100種類以上に分類され、これを血清型といいます。

たくさんある血清型の中から、特に毒性が強く重症化しやすい血清型をターゲットとして選びワクチンが作られます。

どのような血清型が流行っているか?どのような血清型がより毒性が強いのか?といった要素もあるため、単純にカバーする血清型が多いから優秀なワクチンという訳ではありません。

以下に現在使用されている主な肺炎球菌ワクチンとその特徴を示します。

公的助成を使って接種する場合(定期接種)は、プレベナー20のみ適応となります。

しかしながら、助成を用いないで接種する場合(任意接種)や以前に接種したワクチンの効果が薄れたための2回目の接種(追加接種)の場合は、プレベナー20とキャップバックスのいずれかが接種可能であり、費用や効果などを勘案し選択する必要があります。

■ プレベナー20(一般名:PCV20)
  • 20種類の血清型をカバー
  • 2026年度より成人の定期接種に使用されている
  • 2024年8月に小児の定期接種、成人の任意接種として使用開始となった
  • 追加接種は不要。原則1回接種で完了
■ キャップバックス(一般名:PCV21)

  • 21種類の血清型をカバー
  • 2025年10月から成人の任意接種として使用開始となった
  • 追加接種は不要。原則1回の接種で完了
■ ニューモバックスNP(一般名:PPSV23)
  • 23種類の血清型をカバー
  • 2025年度まで定期接種に使用されていた
  • 免疫持続効果は約5年のため追加接種が必要である
  • 追加接種にニューモバックスNPは推奨されていない。プレベナー20もしくはキャップバックスが推奨されている(いずれも1年以上あけば接種が可能)
  • 脾臓摘出後の肺炎球菌による感染の予防で保険適応あり

|肺炎球菌ワクチンの接種料

  • プレベナー20(定期接種:高齢者肺炎球菌感染症の予防接種)…… 8,000円
  • プレベナー20(任意接種)…… 11,000円
  • キャップバックス(任意接種)…… 13,000円
  • ニューモバックスNP(任意接種)…… 7,600円

<ご予約方法>

お電話でご予約を受け付けております。
注釈)ワクチンの供給が不安定であり、電話での予約のみとしています。