INFORMATIONお知らせ

市民検診で胃カメラを受けられるようになりました
2019.05.13

市民検診で胃カメラを受けられるようになりました

 仙台市では、胃がん検診、子宮頸がん検診、肺がん検診、大腸がん検診、前立腺がん検診といった“がん検診”を実施しております。このうち、胃がん検診に関しては平成31年度より「50歳以上の偶数年齢の方」で、従来の胃エックス線検査(バリウム)に加え、胃内視鏡検査(胃カメラ)も選択できるようになりました。胃がん胃内視鏡検診は登録医療機関で受けることでき、当院も認定を受けています。胃内視鏡検診の詳細は下記をご確認の上、電話にてご予約をお願いします。

 胃がんの早期発見・早期治療のため定期的に胃がん検診を受けましょう。

胃がんの早期発見・早期治療のため胃内視鏡(胃カメラ)検診を受けましょう!
2019.05.13

胃がんの早期発見・早期治療のため胃内視鏡(胃カメラ)検診を受けましょう!

 これまで胃がん検診においては長い間、胃エックス線検査が推奨され行われてきました。一度でも受けたことのある方はお分かりだと思いますが、バリウムという白い液体を飲んだのちに、検査台の上でゴロゴロと体位を変え、レントゲン写真を撮っていく検査です。胃癌による死亡率を減少させるというしっかりとした科学的根拠もあるのすが、バリウムを飲んだあとお腹が痛くなる、検診を受ける日・場所などが限定される、要精査になる(検診でひっかかる)と再び胃カメラを飲まなければいけないなど、不満の声の多い検診の一つです。

 このようななか、胃カメラによる胃がん検診の導入を望む声はかなり以前よりありました。しかし、当時は科学的根拠が少ないことから長らく先送りとなっていました。ところが近年、国内外の研究から胃内視鏡検診が胃癌の死亡率を下げるという根拠が徐々に示されるようになり、平成27年に厚生労働省「がん検診のあり方に関する検討会」より胃がん検診の検査項目は「胃エックス線もしくは胃内視鏡とする」との提言がなされました。これを受け全国の市民検診で胃内視鏡検診が徐々に導入され、仙台市でも平成31年度より開始されることとなりました。

 胃カメラによる胃がん検診は、お近くの登録医療機関(診療所・病院)で受けることができますので利便性は向上すると思います。異常が発見された場合はその場で病変を採取し、精密診断をすることもできます。胃エックス線検査よりも胃癌による死亡率を下げる可能性があるのではないかというデータも出揃いつつあります。

 胃カメラは一般的に偶発症(被検者の望んでいない事象)の極めて少ない安全な検査なのですが、残念ながら決して楽な検査ではありません。市民検診では比較的苦痛が少ないと言われている経鼻内視鏡は選択可能です。しかし、当院を含む多くの病院・診療所などで行われている鎮静剤・麻酔薬を使用しての胃内視鏡(いわゆる眠ってする内視鏡)は市民検診ではできません。何故ならこれらの薬剤を使用した胃内視鏡は、万全の対策を講じて実施しても明らかに偶発症の頻度が上昇するということが学会等の全国調査で知られており、「安全な検査方法でがんを早期発見する」という市民検診の基本理念に反するものであるからです。但し、「少々のリスクはあっても苦痛なく検査を受けたい」という、個人の判断も尊重されるべきであると思います。このような方々には、市民検診ではなく個人検診での鎮静剤・麻酔薬を使用した胃内視鏡をお勧めします。

 胃エックス線検査と胃内視鏡検査はそれぞれ良い点、悪い点ともにあり、現時点では優劣を判断し難いのですが、胃がん検診の選択肢が増えたことは素晴らしいことだと思います。胃内視鏡検診のスタートを契機に胃がん検診の受診率が向上し、胃がんの早期発見・早期治療につながることを期待したいと思います。

仙台市では風疹抗体検査を無料で実施しています
2019.04.03

仙台市では風疹抗体検査を無料で実施しています

 風疹(ふうしん)は、発熱と発疹を主な症状とし、飛沫(ひまつ)により感染するウィルス感染症です。特に妊娠初期の女性が風疹に感染すると、生まれてくる赤ちゃんに目・心臓・耳に障害をもつ「先天性風疹症候群」を発症する可能性があります。風疹は最近では散発的に流行がみられますが、ワクチンを接種することで予防が可能です。

 仙台市ではこれまで無料の風疹抗体検査は妊娠を希望する女性とその同居者に実施しておりました。しかしながら、今年度よりこれまで公的な予防接種を受ける機会がなかった30代から50代の男性にも実施の対象が広がりました。無料の風疹抗体検査をご希望の方は、下記をご確認の上ご相談ください。

聴力検査装置「オージオメーター」を導入いたしました
2019.03.13

オージオメーターを導入いたしました。

聴力を測定する装置である多機能オージオメーターを導入しました。これにより当院では労働安全衛生法で定められている「雇い入れ時の健康診断」「定期健康診断」など幅広い健康診断に対応できるようなりました。

各種健康診断を希望される方は電話もしくは直接受付にてご相談ください。

4月1日以降の診療は「診療予約」をお願いします
2019.03.08

 当院は待ち時間の短縮・利便性の向上を目的に「診療予約」をスタートすることに致しました。それに伴い、ネット予約システムも導入しましたので、パソコンやスマートフォンから予約を入れて頂くことが可能です。ネット予約は、平成31年3月11日(月)の午後より、4月1日以降の診療予約を入れて頂くことができます。インターネットを利用されない患者さまは、お電話もしくは受付窓口で予約を受付することもできますが、可能な限りネット予約のご利用をお願いたします。

▼ネット予約のメリット

□夜間など診療時間外でも24時間診療の予約がとれる。
□事前に「まもなく予約日メール」が届くから安心。
□予約した日をネット予約システムの画面で確認できて便利。

※診察は予約の患者さまを優先して行います。但し、緊急の患者さまはこの限りではございません。診療状況により予定時間に診察を開始できない場合もあります。あらかじめご了承下さい。

※検査・ワクチン・健康診断はネット予約ができません。お電話もしくは受付窓口でご相談ください。

▼当院の診療予約のしくみ

当院の診療予約は時間帯を30分ごとに区切り、その枠内に数名の患者さまを受付いたします。予約の有無、新患・再診にかかわらず、同じ時間帯の枠で受付した患者さまは、来院順で診察いたしますのでご了承ください。

【予約ありで来院された場合】

予約を入れた時間帯の枠内で来院順に診察いたします。(例:9:00~の枠に予約を入れて来院された場合、9:00〜9:30の診察予定となります。)

【予約なしで来院された場合】

その時点で予約枠が空いている時間帯での受付となります。(例:予約なしで9:00に来院された場合、9:00~9:30の予約枠がいっぱいの時は、早くても次の9:30~枠でのご案内となり、9:30~10:00の診察予定となります。)

当院は2名の医師で外来診察・検査をしております
2019.03.01

当院は角田医師と松田医師の2名体制で診療を行っておりますが、曜日により1名体制または検査と外来診察を分担する場合がございます。

【水曜日】
松田医師が東北医科薬科大学病院での診療で不在となるため、角田医師のみの診療となります。

【金曜日の午後】
松田医師は検査のみの担当のため、外来診察は角田医師が担当します。

【月・火・木・金・土の11:30~12:00、火・木の14:00~14:30】
松田医師が大腸内視鏡検査の担当時は、角田医師が外来診察を担当します。松田医師の診察を希望される患者さまは受付で申し出てください。検査終了後、順次診察いたします。

看護師を募集しております
2019.02.13

角田記念まつだクリニックは、看護師を募集しております。地下鉄六丁の目駅から徒歩1分とアクセスも良く、車での通勤もOKです。

新年のごあいさつ
2019.01.04

新年のごあいさつ

明けましておめでとうございます。 旧年中は大変お世話になりありがとうございました。 さらにお役にたてますよう精励努力して参りますので本年も倍旧のお引き立てのほど宜しくお願いいたします。 新しい年が素晴らしい一年になりますよう、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

平成30年度 仙台市特定健診・基礎健診の予約を受付しています
2018.12.21

角田記念まつだクリニック

角田記念まつだクリニック内科・消化器内科では、特定健診(特定健康診査)・基礎健診の受付を始めました。健康維持のためにも忘れずに受診しましょう。

実施期間:平成31年1月4日(金)〜平成31年1月31日(木)

対  象:
<特定健診>
・40歳〜74歳の仙台市国民健康保険加入者
*国民健康保険以外の健康保険に加入している方は、加入している健康保険で特定健診を実施します。
<基礎健診>
・35歳~39歳の方
・75歳以上の方
・65歳~74歳で障害のため後期高齢者医療制度加入の方
・35歳以上の生活保護受給の方
・35歳以上の中国残留邦人等に対する支援給付受給の方

*特定健診の実施の詳細は仙台市ホームページをご参照ください。

*基礎健診の実施の詳細は仙台市ホームページをご参照ください。

難病指定医について
2018.12.03

難病指定医について

 当院は消化器疾患領域の難病指定医療機関に認定されています。難病指定医なんて聞いたことがないと言われる方が多いと思いますので、少し難病指定医の役割についてお話ししたいと思います。

 まず「難病」という言葉はいつ頃から用いられるようになったのでしょうか?人は皆いつか病気になってしまいます。科学の未発達時代には多くの病気が克服できなかったと思います。「不治の病」の定義はその時代の医療や社会の事情により変わるものです。国が初めて「難病」を認識し対策を講じたのは、スモン(亜急性脊髄神経症)という病気だったそうです。昭和30年頃に流行した下半身の麻痺や視力障害をきたす原因不明の病気でした。患者の多い地域の地名から「釧路病」とも言われ、当初はその地域に土着するウィルスが原因の風土病ではないかと考えられていました。しかし、患者数の増加に伴い国はこの原因不明の病気に対し早急に研究班を設立し、大規模な疫学調査を行い、「キノホルム」という整腸剤が原因であることを突き止めました。キノホルムの発売が中止されてから患者は激減したそうです。この経験から我が国は、例え難病と言われている病気であっても、国家の総力を結集し研究を行えば、その原因が解明されるかもしれないという教訓を得ました。国は昭和47年に難病対策要綱を策定し、難治性肝疾患をはじめ8疾患を研究対象として選定し、そのうち4疾患を医療費の助成対象としました。その後、約半世紀が経過し社会保障制度の変化、患者数の増加、予算確保などの荒波に揉まれながらも、平成30年には331疾患が指定難病となっています。

 難病指定医の役割は2つあります。一つは患者様が難病にかかっていること及びその病気の程度を診断し、証明書を作成することです。これは、難病の疫学調査や医療費助成の診断書として利用されます。もう一つは患者様に対して、難病に関する情報を提供することです。よって、指定医には、対象となる難病の診断・治療に5年以上の経験もしくは専門医資格が必要です。私の場合は、仙台医療センターや東北大学病院で7年間、難治性肝疾患診療のトレーニングを受け、消化器病専門医、肝臓専門医の資格取得後、平成20年に難病指定医(消化器領域)の認定を受けました。

 難病というと「希少な疾患」というイメージを持つかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。肝臓専門医は、自己免疫性肝炎や原発性胆汁性肝硬変(原発性胆汁性胆管炎)といった指定難病は比較的よく遭遇する病気です。私は平成20年から27年まで青森県の八戸市立市民病院(医療圏30万人の地方中核病院)に勤務していました。勤務当初はその地域では唯一の肝臓専門医でした。この7年間に、私は肝生検で28人の原発性胆汁性肝硬変、34人の自己免疫性肝炎の患者様の確定診断を行いました。原発性胆汁性肝硬変には、抗ミトコンドリア抗体という血液検査で分かる強力な診断マーカーがあるため、肝生検を行わないで診断ができる場合があります。また、ご高齢の患者様や状態の悪い患者様は肝生検ができません。診断確定後に他医から引き継いだ患者様もおり、実際診療にあたった患者様は110人くらいにのぼります。

 原発性胆汁性肝硬変は国の疫学調査で分かっている患者数だけでも約2万人です。調査に参加してない患者様もいるので、実際にはもっと多く罹患しているはずです。自己免疫性肝炎は、最近やっと疫学調査の対象となったため現在患者数は不明ですが、国は1万人程度を想定しているようです。よって、原発性胆汁性肝硬変や自己免疫性肝炎といった指定難病は決して「稀な」な病気ではないのです。

 難病というと「不治の病」=(イコール)「死」を連想するかもしれません。しかし、必ずしもそうではありません。例えば、原発性胆汁性肝硬変では、ウルソデオキシコール酸という安価で安全性の高い薬の内服でほとんどの患者様は病状が安定します。病気が進行して症状が出現するのは10人に1人です。その中で、肝臓が全く機能しなくなるまで進行し、肝移植の考慮にまで至るのは10人に1人と言われています。自己免疫性肝炎の場合も免疫を調整する薬で安定する患者様が多いです。軽症例では、前述のウルソデオキシコール酸のみでコントロールできる場合もあります。残念ながら、どちらの病気も現時点で「完治」というのは難しいですが、早期に診断し、きっちりと治療を行えば、ほとんどの患者様が健康な人と変わらない生活を送ることができるのです。

 難病指定医は、長い航海の「水先案内人」のようなものです。病気に関する知識と経験を生かし、様々な不安を抱える指定難病の患者様が平穏な日常を過ごせるよう導くのが我々の仕事です。いつか病気が克服される日が来ると信じて、患者様と日々向き合っていきます。