令和7年度 仙台市胃がん検診・胃内視鏡検査(胃カメラ) の予約を始めました
2025.05.19

仙台市では、胃がん検診、子宮頸がん検診、肺がん検診、大腸がん検診、前立腺がん検診といった“がん検診”を実施しております。
このうち、胃がん検診に関しては平成31年度より、従来の胃X線検査(バリウム)に加え、胃内視鏡検査(胃カメラ)も選択できるようになりました。
胃X線検査・胃内視鏡検診は市内の登録医療機関で受けることができ、角田記念まつだクリニック内科・消化器内科も認定されています。
検診をご希望の方は電話もしくは予約システムで予約を受け付けています。
胃がんの早期発見・早期治療のため定期的に胃がん検診を受けましょう。
|対象
50歳以上の市民で前年度本検診を未受診の方
|検査方法
問診・胃内視鏡
【重要】
ご予約の際は受診券に記載されている実施期間をご確認の上ご予約をお取りください。
実施期間外の場合は検診を行うことはできません。
<仙台市胃がん内視鏡検診を受診される方の注意事項>
- 午前の部(8:30~13:00)の検査の場合は前日の21:00から絶食となります。
午後の部(14:00~17:30)の検査の場合は当日の朝8:00までに食事を済ませ、以後は絶食となります。
いずれの場合でも飲水は可能です。 - 検査当日は受診券と保険証を忘れずにお持ちください。
- 仙台市胃がん検診胃内視鏡検査では、経口内視鏡(口から挿入する胃カメラ)、経鼻内視鏡(鼻からの挿入する胃カメラ)を選択できます。
ただし、鎮静薬を使用した内視鏡は実施できません。
厚生労働大臣が定める院内掲示について
2025.04.01

|明細書発行体制等加算につきまして
当院では、医療の透明化ならびに情報提供の観点から、原則として個別の診療報酬がわかる明細書を無償で発行しています。明細書には使用した薬剤や検査の名称が記載されます。また、明細書発行に関する施設基準を満たしていることで、保険点数が1点加算されます。その点を御理解いただき、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。
|一般名処方加算につきまして
当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(※)を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さまに必要な医薬品が提供しやすくなります。ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※一般名処方とは、お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方せんに記載することです。
|外来感染対策向上加算・連携強化加算につきまして
当院は、院内感染防止対策として、必要に応じて次のような取り組みを行っています。
- 感染管理者である院長が中心となり、職員一同院内感染対策を推進します。
- 院内感染対策の基本的考え方や関連知識の習得を目的に、研修会を年2回実施します。
- 感染性の高い疾患(インフルエンザや新型コロナウイルス感染症など)が疑われる場合は、一般診療の方と導線を分けた診療スペースを確保して対応します。
- 標準的感染予防策を踏まえた院内感染対策マニュアルを作成し、従業員全員がそれに沿って院内感染対策を推進していきます。
- 感染対策に関して基幹病院と連携体制を構築し、定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け、院内感染対策の向上に努めます。
- 新興感染症の発生時に都道府県の要請を受けて発熱患者の外来診療等を実施する体制を有し、そのことを自治体ホームページで公開しています。
|医療情報取得加算につきまして
当院はオンライン資格確認システムを導入している保険医療機関となります。
マイナ保険証等の利用を通じて診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。
正確な情報を取得・活用する為、マイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。
|医療DX推進体制整備加算につきまして
当院では以下の通り医療DX推進の体制を整備し活用しております。
- オンライン請求を行っています。
- オンライン資格確認を行う体制を有しています。
- 医師がオンライン資格確認を利用して取得した診療情報等を、診察室において閲覧及び活用できる体制を有しています。
- マイナンバーカードの健康保険証利用について、利用しやすい環境を整備しています。
- マイナ保険証について、当該保険医療機関の見やすい場所に掲示しています。
- 電子処方箋の発行を行っています。
以下については現在猶予期間のため、猶予期間満了までに整備する予定です。
- 電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制
|生活習慣病管理料(Ⅱ)につきまして
年々増加する生活習慣病対策の一環として、厚生労働省は2024年6月1日に施行される診療報酬改定に際し、これまで診療所で算定してきた『特定疾患管理料』の対象疾患を見直すこととしました。このことにより「高血圧、高脂血症、糖尿病」のいずれかで通院中の患者さまにおかれましては2024年6月1日から新たに『生活習慣病管理料』を算定させていただくこととなります。対象の疾患で通院中の患者さまそれぞれに応じた療養計画を策定することで、より専門的かつ総合的な治療管理を実施させていただきます。
ご受診の際には目標設定、血圧・体重・食事や運動に関する具体的な指導内容や検査結果を記載した『療養計画書』をお渡しいたしますが、この『療養計画書』の初回作成時および内容変更時には患者さまのご署名が必要となりますので、ご協力いただきますよう何卒よろしくお願いいたします。 また、患者さまの状態に応じ、医師の判断のもと、リフィル処方や28日以上の長期の投薬を行う場合がございます。
尚、本改定に伴いまして患者さまの自己負担額に大きな変更はございません。
|ベースアップ評価料につきまして
医療現場で働くスタッフの賃上げを実現するため、当クリニックも2024年10月よりベースアップ評価料を始めさせていただきます。これにより患者さまの診療費のご負担が上がる場合がありますが、これはスタッフの賃上げにすべて充てられます。ご理解のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
|がん治療連携指導料につきまして
連携医療機関において、患者さまごとに作成された治療計画に基づく診療を提供し、計画策定病院に対し患者さまの診療に関する情報提供を行っています。患者さまの状態の変化等により、計画策定病院に対し治療方針等につき、相談・変更が必要となった際に情報提供を行っています。
|情報通信機器を用いた診療について
当院では、厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針」(オンライン指針)に則り、下記の基準を満たしており、情報通信機器を用いた診療(オンライン診療)を行っております。
(1)情報通信機器を用いた診療を行うにつき十分な体制が整備されているものとして、以下のア~ウを満たしております。
ア)保険医療機関外で診療を実施することがあらかじめ想定される場合においては、実施場所が厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」(以下「オンライン指針」 という。)に該当しており、事後的に確認が可能です。
イ)対面診療を適切に組み合わせて行うことが求められていることを踏まえて、対面診療を提供できる体制を有しております。
ウ)患者さまの状況によって当院において対面診療を提供することが困難な場合に、他の保険医療機関と連携して対応しております。
(2)オンライン指針に沿って診療を行う体制を有する保険医療機関です。
(3)情報通信機器を用いた診療に係る施設基準に係る届出を行っております。
(4)毎年7月において、前年度における情報通信機器を用いた診療実施状況及び診療の件数について、届出を行っております。
帯状疱疹には予防のためのワクチンがあります
2025.03.31

|「帯状疱疹」とは?
帯状疱疹とは、身体の左右どちらか一方の皮膚にピリピリとした刺すような痛みと、それに続いて赤い斑点と小さな水膨れが帯状に出現する病気です。水痘(すいとう)・帯状疱疹ウィルスが原因といわれています。
早期に治療を行うと通常2週間程度で皮膚の症状は改善しますが、治療が遅れたり症状が強かったりするときは、後遺症として痛みが残ってしまう場合があります。
|どんな人が発症しやすいの?
50歳以上になると発症しやすくなり、日本では80歳までの約3人に1人が帯状疱疹になるといわれています。
|帯状疱疹には予防のためのワクチンがあります!
2016年から帯状疱疹の予防目的に生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)が50歳以上を対象に接種できるようになりました。2020年から従来の生ワクチンと比較して、より予防・持続効果が高い不活化(組み換え)ワクチン(シングリックス®️「グラクソ・スミスクライン」)も接種できるようになりました。それぞれのワクチンには下記のような特徴があります。
| 生ワクチン | 不活化(組み換え)ワクチン | |
|---|---|---|
| 接種回数 | 1回 | 2回(2~6か月間隔) |
| 接種方法 | 皮下注射 | 筋肉注射 |
| 接種対象年齢 | 50才以上 | 50才以上 |
| 主な副反応 | (70%以上) ー (30%以上)接種部の発赤 (10%以上)搔痒感、熱感、腫脹、疼痛 |
疼痛 接種部の発赤・筋肉痛・疲労 発熱、頭痛、腫脹、悪寒、胃腸症状 |
| 予防効果 | (1年後)6割程度の予防効果 (5年後)4割程度の予防効果 (10年後)データなし |
9割以上の予防効果 9割程度の予防効果 7割程度の予防効果 |
| 病気や治療のため免疫力の低下した人への接種 | 不可 | 可能 |
| 価格 | 安い | 高い |
|まつだクリニックでは帯状疱疹ワクチンの接種を受け付けております
接種ご希望の方はまつだクリニックまで遠慮なくご相談ください。なお、基礎疾患のある方は主治医に接種を行ってよいか事前に確認してください。
国内のワクチン供給に関しては欠品や遅延が発生することがしばしばあります。ワクチン接種ご希望の方は、必ず電話で確認の上、ご予約をお願い致します。
接種料金
|
生ワクチン |
8,000円(税込) | |
|---|---|---|
|
不活化(組み換え)ワクチン(1回) |
22,000円(税込) |
|仙台市高齢者帯状疱疹予防接種
仙台市では2025年度より65歳の方を対象に帯状疱疹ワクチンが定期接種となました。接種費用への補助があります。また、2025年度から2029年度までは経過措置として70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳の方も対象となります。詳細は下記をご確認ください。
自己負担金
|
生ワクチン |
5,000円 | |
|---|---|---|
|
不活化(組み換え)ワクチン(1回) |
22,000円(1回あたり11,000円) |
『糖尿病』を放置していませんか?
2025.03.05

厚生労働省の2019年「国民健康・栄養調査」によると、我が国で「糖尿病が強く疑われる人」は約1,000万人と推定されています。
そして、その4分の1は未治療で放置されていると言われており、糖尿病患者様が安心して負担なく治療できる環境整備が急務です。
仙台市若林区六丁の目にある角田記念まつだクリニック内科・消化器内科では、これまで「かかりつけ医」「総合内科専門医」として、糖尿病の患者様が通院できる環境を整備してきました。
現在、当院で可能な糖尿病の検査・治療は下記の通りです。大方の糖尿病検査・治療は可能と考えております。
|糖尿病の治療・検査の最近の話題
- 2025年1月30日から週1回投与のインスリン製剤(アウィクリ)が使用できるようになりました。生理的な基礎インスリンを補充する目的で使用され、これまでは1日1~2回の注射が必要でした。アウィクリは週1回の投与で1週間効果が持続します。注射回数を減らすことができ、患者様の治療負担の軽減につながります。
- GLP-1作動薬は、膵臓からインスリンを分泌させるだけでなく、体重減量や食欲低下の効果もあり糖尿病治療薬として非常に期待された薬でしたが、これまで注射薬しかありませんでした。
しかしついに内服薬が開発され、2021年から「リベルサス」が使用できるようになりました。 - 2022年にGIP/GLP-1受容体作動薬「マンジャロ」も使用できるようになりました。
GIPには、血糖を上昇させるホルモン(グルカゴン)を分泌させたり、脂肪にブドウ糖をため込んだり、糖尿病治療には不利な効果がありますが、強い食欲を抑える効果もあるため、実際にはGLP-1受容体作動薬を超える効果が期待されています。 - 長らく糖尿病治療の基本薬とされていたビグアナイド薬に2022年からはツイミーグが加わりました。従来のものよりも安全と効果の面で期待されています。
- 2022年から間欠スキャン式持続血糖測定が保険収載されました。
これまでは皮膚に針を刺して少量の血液を出し自己血糖値測定をしていましたが、間欠スキャン式持続血糖測定では皮膚にセンサーを張り付けて血糖値を測定します。
痛みが少なく、24時間の血糖値が測定できます。
|当院で可能な主な糖尿病の検査
- 血糖値、HbA1C (ヘモグロビン・エー・ワン・シー)
糖尿病の程度の指標です。院内の検査機器を使用し5分程度で結果が分かります。 - 尿中アルブミン:
糖尿病の合併症の一つである糖尿病性腎症の早期発見に役立ちます。 - 血中インスリン、尿中/血中Cペプチド、75gOGTT:
糖尿病の病態把握、治療方針の決定に役立ちます。 - 自己血糖測定:
簡易自己血糖測定器を用いて自分で血糖値を測定します。 - 間欠スキャン式持続血糖測定(商品名:フリースタイルリブレ):
センサーを皮膚に貼り付けて24時間の血糖値を測定します。
|当院で可能な注射薬による糖尿病治療
- インスリン療法(商品名:ライゾデグ、ノボラピット、トレシーバ、アウィクリなど):
血糖を下げるホルモンであるインスリンを自己注射します。 - BOT療法(商品名:トレシーバ、アウィクリなど):
基礎インスリン補充目的の持続効果型インスリンの注射と経口血糖降下薬を併用する治療です。 - GLP-1受容体作動薬(商品名:トルリシティ、オゼンピックなど):
膵臓からのインスリン分泌を促進する作用がある小腸から分泌されるホルモン(GLP-1)を、より作用しやすいように構造を変えた製剤です。 - GIP/GLP-1受容体作動薬(商品名:マンジャロ):
上述のGLP-1にGIPという小腸から分泌されるホルモンを加えた製剤です。GIPには食欲を抑える効果があります。
|当院で可能な飲み薬による糖尿病治療
- DDP-4阻害薬(商品名:ジャヌビアなど):
膵臓からのインスリン分泌を促進する作用がある小腸から分泌されるホルモン(GLP-1)が分解されるのを防ぎ、血糖値を下げます。 - GLP-1作動薬(商品名:リベルサス):
上述の注射薬の飲み薬です。 - SGLT2阻害薬(商品名:フォシーガ、ジャディアンスなど):
腎臓において、糖の再吸収を抑えることにより、糖を尿と一緒に外に出し、血糖値を下げます。 - スルホニル尿素(SU)薬(商品名:アマリール、オイグルコンなど):
インスリン分泌を司る膵臓に働きかけ、インスリン分泌を促進させ血糖値を下げます。 - 即効型インスリン分泌促進薬(商品名:シュアポストなど):
スルホニル尿素薬と同様に膵臓に働きかけ、インスリン分泌を促進させ血糖値を下げます。
SU薬と比較すると吸収・分解が非常に速いことが特徴で、主に食後の高血糖を下げる目的で服用します。 - ビグアナイド(BG)薬(商品名:メトグルコ、ツイミーグなど):
肝臓で糖が作られるのを抑えたり、筋肉での糖利用を高めたりすることで、血糖値を下げます。 - αグルコシダーゼ阻害薬(商品名:ベイスンなど):
腸管において、食べ物に含まれるブドウ糖の吸収を抑えて、食後の血糖値が高くなるのを防ぎます。 - チアゾリジン薬(商品名:アクトス):
脂肪や筋肉に対してインスリンの働きを高めることで、ブドウ糖の利用を促進し、血糖値を下げます。
|食事指導
医師や看護師が食品交換表や食事記録表を用いて行っています。
厳重な食事管理を必要とする場合や患者様から希望があった場合は、管理栄養士のいる専門病院に依頼しています。
このように、角田記念まつだクリニック内科・消化器内科では、少しでも糖尿病患者様の治療を負担なく続けられるよう努めております。
治療抵抗性の患者様、合併症を有する患者様に関しては、「かかりつけ医から糖尿病専門医・専門医療機関紹介基準」「かかりつけ医から腎臓専門医・専門医療機関紹介基準」に準じて、専門医・専門医療機関と連携をとりながら治療を行っています。
【PDF】かかりつけ医から糖尿病専門医・専門医療機関紹介基準
(作成:日本糖尿病学会 監修:日本医師会)
【PDF】かかりつけ医から腎臓専門医・専門医療機関紹介基準
(作成:日本腎臓学会 監修:日本医師会)
糖尿病の治療は継続が大切です。そのためには、まずは通院しやすい医療機関に相談することをお勧めします。
健診で「血糖値」「HbA1C」「尿糖」など「糖尿病」を疑う所見を指摘された場合は、遠慮なくご相談ください。
生活習慣を見直して、季節の変わり目の不調を予防しましょう!
2025.03.05

少しずつ春の訪れを感じる季節になりました。過ごしやすくなる一方で、3〜5月は寒暖差も大きく体調管理が難しい時期でもあります。また新生活が始まる方も多く、環境の変化で疲れやだるさ、体の不調などの症状が現れやすくなります。
春を健やかに過ごすために生活習慣を見直して体調を整えていきましょう。
■食生活を整える
朝食をしっかり摂ることで活動に必要なエネルギーを補給でき、体内のリズムも整います。旬の野菜を積極的に取り入れるなど栄養バランスを意識した食事を心がけましょう。
■良質な睡眠
環境の変化や花粉症などの影響で睡眠の質が低下しやすくなりがちです。就寝前のストレッチや入浴などリラックスできる習慣を取り入れて、快適な睡眠環境をつくりましょう。
■適度な運動を取り入れる
ウォーキングやストレッチなど軽めの運動がおすすめです。適度な運動は血行を促進し、免疫力を高めたり、ストレス解消にも効果的です。
規則正しい生活を意識し、健康な体づくりを心がけましょう!また、不調や気になる症状が続く場合、病気が潜んでいる可能性もあるため一度受診することをおすすめします。
お腹の不調を放置していませんか?ピロリ菌検査で病気のリスクを低減!
2025.01.30

胃の不快感が続いたり、定期的に胃痛があるなど不調を感じることはありませんか?
日常生活で起こるこれらの症状は、「一時的なもの」と見過ごされがちです。しかし、症状の裏にはヘリコバクター・ピロリ菌(ピロリ菌)が潜んでいるかもしれません。
|ピロリ菌とは?
ピロリ菌は胃の粘膜に生息している細菌で、日本では多くの人が感染しているとされています。感染していても症状がないことも多く、自覚しにくいのが特徴です。しかし、放置していると胃炎や胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃がんなどの病気を引き起こす可能性があります。特にピロリ菌は胃がんの最大の原因とされていて、リスクを回避するためにも早期発見・早期治療が何より重要です。
多くの場合ほとんど症状はないものの、次のような症状が見られる場合には検査を受けることを検討しましょう。
- 胃痛
- 胃もたれや消化不良
- 食欲不振
- 吐き気や嘔吐
|ピロリ菌の検査方法
角田記念まつだクリニック内科・消化器内科では、最も精度が高いピロリ菌診断法である尿素呼気法をはじめ、便中抗原検査、血液抗体検査が可能です。
尿素呼気法・便中抗原測定は体への負担も少なく、院内で当日診断が可能です。ピロリ菌が見つかった場合にはすぐに除菌治療を開始します(薬の内服での治療となります)
ピロリ菌感染は、早期発見・治療を行えば未然に大きな病気を防ぐことができます。
特に以下に当てはまる方は、一度検査することをおすすめします。
- 家族に胃がんを発症した方がいる
- 胃痛や胃もたれが続いている
- 健康診断で胃の異常を指摘された方
「症状がないから大丈夫」と思わずに、定期的に検査を行うことが大切です。少しでも不調を感じたら早めに検査を受けましょう。
仙台でピロリ菌の検査治療をお考えの方は、お気軽に若林区六丁の目駅前の角田記念まつだクリニック内科・消化器内科までご相談ください。
【2025年1月分】仙台市特定・基礎健診のご案内
2025.01.04

角田記念まつだクリニック内科・消化器内科では、生活習慣病の予防を目的として、国民健康保険被保険者の方に「特定健康診査」の予約を受付しております。
健診をご希望の方は、事前に電話または予約システムでご予約をお願いします。
|健診実施期間
2025年1月
|健診内容
- 問診:自覚症状・既往歴・受診状況など
- 身体計測:身長・体重・腹囲・BMIなど
- 理学的検査:聴診など
- 血圧測定
- 尿検査:蛋白・糖・潜血
- 血液化学検査:HDLコレステロール・LDLコレステロール・中性脂肪
- 肝機能検査:AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GT(γ-GTP)
- 腎機能検査:血清クレアチニン・eGFR
- 尿酸検査:血清尿酸
- 貧血検査:赤血球数、血色素量、ヘマトクリット
- 血糖検査:ヘモグロビンA1c
- 心電図検査
- 事後指導
*特定健診の実施の詳細は仙台市ホームページをご参照ください。
*基礎健診の実施の詳細は仙台市ホームページをご参照ください。
完全に眠ってしまうって本当?鎮静剤を使った内視鏡
2024.11.15

近年の内視鏡装置の進歩、またそれを用いる我々専門医の手技向上は目覚しいものがあります。しかし、未だ胃カメラや大腸内視鏡は決して「楽な検査」ではありません。そのような中、鎮静剤を使用した内視鏡のニーズは年々高まっています。令和3年度の当院の場合、胃カメラでは9%、大腸内視鏡では27%の患者さまが鎮静剤を使用して内視鏡を受けられています。以前のように患者さまに我慢を強いる時代ではなく、患者さまの価値観を尊重し、希望の多様性に添わなければいけない時代です。鎮静剤を使用した内視鏡という選択肢は世界的な潮流といえます。
|適切な鎮静レベルとは?
鎮静剤を注射するとウトウトと眠ったような状態で内視鏡が受けられます。よく患者さまに「先生!完全に眠ってしまうのですよね?」と聞かれます。答えは「Yes」でもあり「No」でもあります。ガイドラインでは「意識下鎮静」が適切な鎮静レベルとして推奨されています。これは刺激を加えないとウトウトと眠っていますが、声をかけたり、体に触れたりすると目を開けて反応するレベルです。これを聞くと心配になる患者さまが時々いらっしゃいます。しかし、過剰な鎮静は、呼吸が弱くなったり、血圧が低下したり危険を伴います。また、この鎮静レベルでも患者さまの満足度は非常に高いというエビデンスもあります。当院ではミダゾラムという鎮静剤を使用しています。この薬には健忘作用という検査中の嫌なことを忘れてしまう効果があります。このため、実際は検査中の事をあまり覚えていない患者さまがほとんどです。
|鎮静剤使用をご検討の方へ
内視鏡検査というと「苦しい」「辛い」といったイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。鎮静剤を使用することで眠ったような状態で内視鏡が受けられることから、検査時の不安や緊張をやわらげ喉の反射や、お腹の不快感を軽減することができます。またリラックスした状態で実施することでしっかりと観察し丁寧に検査を進めることが可能になります。
当院では呼吸観察をはじめ身体の状態を随時確認しながら検査を実施しておりますが、ご不安なことは事前にご相談ください。
検査当日は、わずかながら鎮静剤の影響が残る可能性があるので車やバイク、自転車の運転はお控えいただくようお願いしております。また検査後には1時間程度、院内でしっかりとお休みください。
|鎮静剤を使用した内視鏡を安全に行うために
鎮静剤を使用した内視鏡は安全に実施されなければいけません。検査前の問診で患者さまから安全に実施するための情報を得ることはとても大切です。内視鏡の鎮静剤には新旧色々なものがあります。その中で、当院で使用するミダゾラムは、効果出現・消失が早いこと、安全治療域の幅が広く余裕があることより使いやすい薬剤です。内視鏡の鎮静剤としての歴史も長く、現在でも広く使用されています。フルマゼニルとうい拮抗薬(鎮静剤が効き過ぎたときにその効果を打ち消す薬)が存在するのも長所で、当院にも常備しています。検査中はベッドサイドモニターで呼吸状態(血中酸素濃度)などを監視しながら行います。当院の検査ベッド(ストレッチャー)には酸素ボンベが搭載されおり、必要時にスムーズに酸素投与が行えます。検査終了後はリカバリールームで1時間程度、状態の観察を行います。
この度、ベッドサイドモニターを最新機種(FUKUDA DENSHI DS-8005F)に更新しました。血圧、心拍数、心電図、血中酸素濃度といった観察する基本的な身体情報は長らく変わりありません。これまで使用していたベッドサイドモニター(COLIN NEXTBP88)は名機で不調もなくまだまだ使用可能なのですが、購入後10年以上が経過し更新することとしました。長期にわたり当院で内視鏡を受ける患者さまを見守ってくれた功績に感謝します。新しいベッドサイドモニターは基本的な機能はこれまでのものと変わりありません。携帯性が向上しており、移動時やリカバリールームでの使用がこれまでより容易になると期待しています。
角田記念まつだクリニック内科・消化器内科では、今後も引き続き「苦しくない」「安全で」「正確な」内視鏡をめざします。
骨密度を高めて骨も健康に!『骨粗しょう症』はどんな病気?
2024.10.15

骨粗しょう症とは、骨がもろくなり、折れやすくなる病気です。普段の生活ではあまり自覚症状がないことが多いですが、進行すると簡単な転倒や軽い力で骨折してしまうことがあります。
特に年齢を重ねると、骨の新陳代謝が遅くなり骨が弱くなるため骨粗しょう症のリスクも高まります。また女性の場合、骨を守るホルモンの低下により骨密度も低下するため注意が必要です。
骨粗しょう症になりやすい方
- 年齢の高い方
- 50歳以上の女性
- カルシウム不足
- 運動不足の方
- 喫煙やお酒をたくさん飲む方
骨の健康は、日々の生活から守ることができます。骨粗しょう症を予防するために、以下のポイントを日常生活で意識してみましょう。
骨粗しょう症の予防と対策
・カルシウムとビタミンDをしっかり摂る
カルシウムは骨をつくる重要な栄養素です。魚・乳製品・野菜などを積極的に取り入れましょう。またビタミンDはカルシウムの吸収を手助けしますので日光にあたることも重要です。
・適度な運動をする
ウォーキングや軽いジョギングなど適度な運動は、骨を刺激し骨を強くします。運動習慣により転倒予防にもつながります。
・生活習慣の見直し
喫煙を避け、アルコールは適度に楽しむことが骨粗しょう症のリスクを減らします。またバランスの良い食事を心がけましょう。
当クリニックでは、骨粗しょう症の疑いがあるかを調べる骨密度検査を行なっております。50歳以上の方、骨密度が気になる方はお気軽にご相談ください。
突然の下血と左下腹部痛!虚血性腸炎:令和5年度の大腸内視鏡検査の実施状況
2024.07.16

虚血性腸炎とは、左側大腸(下行結腸・S状結腸)の動脈末梢が閉塞・狭窄し、大腸の粘膜に血液が巡らなくなり炎症をおこす病気です。突然の下血と左下腹部痛で発症します。
当院のような消化器内科・内視鏡を専門とするクリニックに下血を訴え受診する患者さまの中では比較的頻度の高い病気です。
内視鏡で虚血性腸炎と診断した患者数
| 令和5年度 | 7人 |
| 令和4年度 | 9人 |
| 令和3年度 | 1人 |
虚血性腸炎の原因と好発年齢
動脈硬化などによる血液の循環障害が原因と考えらえ、高血圧、糖尿病を有する50才以上の高齢者(やや女性に多い)に好発します。また、便秘や下剤使用による腸管内圧上昇も発病の誘因となるといわれています。長年、高齢者がなる病気と考えらえてきましたが、近年若年者の発症も増加しており便秘のある若い女性に多いようです。当院でも若年女性の虚血性腸炎を数例経験しています。
虚血性腸炎の症状と診断
症状は突然の腹痛(左側)、下血(鮮やかな赤い血液)、下痢です。大腸内視鏡検査では左側大腸(下行結腸・S状結腸)に粘膜のむくみと出血を認めます。経過や内視鏡所見が特徴的であり、消化器内科専門医であるならば診断には苦慮しないことが多いです。CT検査が行える施設では、左側大腸の腫れをCTで確認し診断する場合もあります。稀に、特殊な大腸癌、感染性腸炎、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎)でも、虚血性腸炎と似たような内視鏡やCTの所見を認めますので注意が必要です。
治療
多くの場合は腸管を安静にさせる食事指導のみで軽快します。症状が強い場合は絶食で腸管を安静に保つ必要があります。その場合は入院し点滴を行います。非常に稀ですが腸管が壊死したり狭窄(狭くなる)したりすることもあり慎重な経過観察が必要です。
《令和5年度 大腸内視鏡の実施状況》
・実施した数
| 令和5年度 | 178人 |
| 令和4年度 | 202人 |
| 令和3年度 | 184人 |
・実施した大腸内視鏡の詳細
| 全大腸内視鏡検査 | 100人(56%) |
| 鎮静剤を使用した(眠ってする)全大腸内視鏡検査 | 61人(34%) |
| S状結腸内視鏡 * | 15人(9%) |
*肛門からS状結腸まで観察する内視鏡検査です。(全大腸内視鏡は肛門からさらに奥の盲腸まで観察します。)血便で来院された場合に前処置をせずに行います。血便の原因や緊急性の評価に役立ちます。
・主な検査の目的
| 血便の原因を調べるため | 30人(17%) |
| 腹痛、下痢、便秘などの症状の原因を調べるため | 39人(22%) |
| 前回の大腸カメラで指摘された病変の経過観察のため | 22人(12%) |
| 健康診断(便潜血反応など)で異常を指摘されたため | 74人(42%) |
・診断した大腸の病気で特筆すべきもの
| 進行大腸癌 | 1人 |
| 早期大腸癌 | 1人 |
| 大腸ポリープ | 72人 |
| 潰瘍性大腸炎 | 4人 |
| 虚血性腸炎 | 7人 |
| 神経内分泌腫瘍 | 1人 |
| 放射線腸炎 | 1人 |
・大腸ポリープの転帰
| 当院でポリープを治療切除 | 5人 |
| 高次医療機関にポリープの診断治療を依頼 ** | 9人 |
| 経過観察 | 58人 |
**連携紹介医療機関:仙台医療センター(3人)、東北医科薬科大学病院(3人)、仙台市立病院(2人)、仙台厚生病院(1人)
前述の通り、下血をきっかけに受診し病気の発見に至るケースは少なくありません。早期発見により適切な治療に結びつけられるので、長く続く便秘や腹部に違和感を感じた際には角田記念まつだ内科・消化器内科へご相談ください。
