INFORMATIONお知らせ

各種ワクチン接種をご検討の方へ
2022.01.26

ワクチン接種をご検討の方へ

まつだクリニックでは、各種ワクチン接種を受付しております。

国内のワクチン供給に関しては欠品や遅延が発生していることもございますので、ご希望の方は必ずお電話にて確認の上、ご予約をお願いいたします。

なお、子どもの定期予防接種は、「日本脳炎ワクチン(2期)」「二種混合(ジフテリア・破傷風)」のみ行っております。

胃がんの早期発見・早期治療のため胃内視鏡(胃カメラ)検診を受けましょう!
2021.07.25

胃がんの早期発見・早期治療のため胃内視鏡(胃カメラ)検診を受けましょう!

 これまで胃がん検診においては長い間、胃エックス線検査が推奨され行われてきました。一度でも受けたことのある方はお分かりだと思いますが、バリウムという白い液体を飲んだのちに、検査台の上でゴロゴロと体位を変え、レントゲン写真を撮っていく検査です。胃癌による死亡率を減少させるというしっかりとした科学的根拠もあるのすが、バリウムを飲んだあとお腹が痛くなる、検診を受ける日・場所などが限定される、要精査になる(検診でひっかかる)と再び胃カメラを飲まなければいけないなど、不満の声の多い検診の一つです。

 このようななか、胃カメラによる胃がん検診の導入を望む声はかなり以前よりありました。しかし、当時は科学的根拠が少ないことから長らく先送りとなっていました。ところが近年、国内外の研究から胃内視鏡検診が胃癌の死亡率を下げるという根拠が徐々に示されるようになり、平成27年に厚生労働省「がん検診のあり方に関する検討会」より胃がん検診の検査項目は「胃エックス線もしくは胃内視鏡とする」との提言がなされました。これを受け全国の市民検診で胃内視鏡検診が徐々に導入され、仙台市でも平成31年度より開始されることとなりました。

 胃カメラによる胃がん検診は、お近くの登録医療機関(診療所・病院)で受けることができますので利便性は向上すると思います。異常が発見された場合はその場で病変を採取し、精密診断をすることもできます。胃エックス線検査よりも胃癌による死亡率を下げる可能性があるのではないかというデータも出揃いつつあります。

 胃カメラは一般的に偶発症(被検者の望んでいない事象)の極めて少ない安全な検査なのですが、残念ながら決して楽な検査ではありません。市民検診では比較的苦痛が少ないと言われている経鼻内視鏡は選択可能です。しかし、当院を含む多くの病院・診療所などで行われている鎮静剤・麻酔薬を使用しての胃内視鏡(いわゆる眠ってする内視鏡)は市民検診ではできません。何故ならこれらの薬剤を使用した胃内視鏡は、万全の対策を講じて実施しても明らかに偶発症の頻度が上昇するということが学会等の全国調査で知られており、「安全な検査方法でがんを早期発見する」という市民検診の基本理念に反するものであるからです。但し、「少々のリスクはあっても苦痛なく検査を受けたい」という、個人の判断も尊重されるべきであると思います。このような方々には、市民検診ではなく個人検診での鎮静剤・麻酔薬を使用した胃内視鏡をお勧めします。

 胃エックス線検査と胃内視鏡検査はそれぞれ良い点、悪い点ともにあり、現時点では優劣を判断し難いのですが、胃がん検診の選択肢が増えたことは素晴らしいことだと思います。胃内視鏡検診のスタートを契機に胃がん検診の受診率が向上し、胃がんの早期発見・早期治療につながることを期待したいと思います。

症状が出にくい肝臓の病気。定期的な検査をおすすめします
2021.06.24

こんにちは、仙台市若林区六丁の目の内科・消化器内科 角田記念まつだクリニックです。

当院院長は消化器・内視鏡の専門医であるとともに、日本肝臓学会認定の肝臓専門医であり、当院では肝臓の検査・治療も専門的に行っております。

主な肝臓の病気には、B型肝炎、C型肝炎、肝硬変、肝臓がん(肝細胞癌)、脂肪肝などがありますが、肝臓は「沈黙の臓器」と言われ、いずれの病気も痛みなどの症状が出にくいため、企業や自治体の健康診断で肝機能異常を指摘されて初めて見つかることが多数です。
また現在は、新型コロナウイルスの感染拡大による自粛要請で娯楽の多様性が失われ、家庭での飲酒量が増えていることも肝機能異常や肝臓病の方が増加する懸念材料となっています。
無症状のうちに発見し治療を開始しなければ完治が難しい病気も多いため、「自分は大丈夫」と楽観視せず、下記に当てはまる方は肝臓の精密検査を受けましょう。

・企業や自治体の健康診断で、肝機能異常を指摘された
・お酒を毎日のように飲んでいる
・食べ過ぎ、運動不足、肥満体型
・白目や尿が黄色くなった(黄疸)
・皮膚のかゆみがある
・親族に肝臓病と診断された方がいる

肝臓の検査は、血液検査、エコー検査など複数の検査を組み合わせて行います。脂肪肝などの診断が難しい疾患も、経験豊富な医師が詳しくお調べします。詳しくは下記のページをご覧ください。

また、肝臓についての下記のコラムもご参考にしていただければ幸いです。一人でも多くの患者様のご病気の早期発見・早期治療につながることを願っております。

苦しくない胃カメラをめざし、最新の細径内視鏡を導入しました!
2021.05.10

胃カメラは口や鼻から内視鏡を挿入して観察し、胃癌・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃炎・逆流性食道炎・食道癌といった病気がないか調べる検査です。2016年の国の指針で胃がん検診においても胃カメラが推奨され、より身近な検査となりました。しかし、残念ながら未だ決して楽な検査とはいえないのが現状です。

そのような中で近年、胃カメラの苦痛を軽減するため、細径内視鏡(通常内視鏡より細い内視鏡)を用いた経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)や経口内視鏡(口からの胃カメラ)のニーズが高まっています。しかし、従来の細径内視鏡では技術的な限界から、その画質は通常内視鏡に比べ劣るものであり、内視鏡の細径化と高画質化の両立が長年の課題とされていました。

角田記念まつだクリニック内科・消化器内科では、この度、主に経鼻内視鏡で使用していた細径内視鏡を従来のオリンパス社製EVIS LUCERA ELITE ® OLYMPUS GIF-XP290Nから同社の最新機種であるOLYMPUS®GIF-1200Nに更新しました。今回、導入した細径内視鏡はこれまでの細さ5.4mmの極細を維持しつつ、ハイビジョン画像を実現しています。その画質は、当院がこれまで経口内視鏡で使用していた太さ8.9mmの通常内視鏡(EVIS LUCERA ELITE ® OLYMPUS GIF-H290)と比較しても遜色はありません。よって、今回導入した細径内視鏡は経口内視鏡・経鼻内視鏡の区別なく使用可能であり、どちらにおいても検査の精度向上と苦痛低減が期待できます。

角田記念まつだクリニック内科・消化器内科では今後も引き続き「苦痛の少ない」「安全で」「正確な」内視鏡検査をめざします。

【新しくなったの細径内視鏡の特徴】

|精度の高い検査の実現

・新型イメージセンサーの搭載とオリンパス社がこれまで培ってきた細径内視鏡の組み立て技術により、5.4mmの極細を維持しつつ、これまので細径内視鏡では実現できなかった明るく、ノイズの少ないハイビジョン画像が得られるようになりました。当院で新たに導入した最新の内視鏡システム(EVIS X1)と組み合わせて使用することにより、その威力はさらに向上し、より微細な血管や粘膜の構造がとらえられるようになり病気の早期発見に貢献します。

|苦しくない胃カメラのために

・5.4mmの極細の胃カメラは挿入時の鼻の痛みや咽頭反射(いわゆる胃カメラのときの「オェ!」)の軽減に役立ちます。
・従来の細径内視鏡と比較し先端部により柔らかい素材を使用していますので、挿入時の苦痛軽減が期待できます。
・従来の細径内視鏡では細いがうえに「こし」が弱く、胃の奥の十二指腸の挿入に難渋することがありました。新しい細径内視鏡ではこの部分を改良調整しております。

胃痛、胃のもたれ、吐き気、黒い便など気になる症状が続く場合は心配なさらずに是非ご相談ください。胃内視鏡検査(胃カメラ検査)について詳しくは下記をご覧ください。

腹痛・胸やけなどの気になる症状は、ぜひお気軽に受診を。
2021.05.07

こんにちは、仙台市若林区の内科・消化器内科 角田記念まつだクリニックです。

おなかの痛み・胸やけが続いている…なんとなくそのままにしていませんか?
「仕事のストレス」「年齢のせい」等の自己判断で済ませていると、実はピロリ菌が原因であったり、重大な病気の兆候だった…ということも。

日本人の死因第一位はがん。その中でも胃がんでの死亡率は上位に入ります。胃がんの初期症状はほとんどなく、代表的な症状としては胃の痛み・不快感・胸やけ・食欲不振などです。胃がんは早期に発見できれば体の負担が少ない内視鏡治療が可能ですので、気になる症状があれば早めに受診していただくことが大切です。

「胃や腸の検査は怖い、痛そう…」そんな風に感じていらっしゃいますか?
まつだクリニックでは最新の内視鏡システムを導入し、より苦しくない大腸カメラ・胃カメラ検査を目指しております。また胃がんの最大の原因であるピロリ菌の感染についても、全く苦痛がなく呼気の採取で診断することができます。患者様に安心して通っていただき、正確な診察ができるようこれからも努めてまいります。気になる症状が続く場合は心配なさらずに是非ご相談ください。

食道・胃・大腸の病気の症状・治療について、最新の検査システムについて詳しくは下記をご覧ください。

まつだクリニックではオンライン診療を受けられます。
2021.04.02

オンライン受診

仙台市若林区六丁の目の内科・消化器内科、角田記念まつだクリニックです。当院で行っておりますオンライン診療について、そのメリットや流れについてご案内いたします。

|オンライン診療とは

スマートフォンやパソコンを接続して、クリニックの予約・問診・診察・処方・決済をインターネット上で行うサービスです。

|オンライン診療のメリット

次のような患者さまで定期的な通院が必要な場合、無理なく治療を続けられる様に負担を軽減する選択肢となりえます。
・病院が遠方にあり通院するのは負担が大きい方
・日中が忙しく移動時間や待ち時間を確保するのが困難な方
・感染症の流行している中での通院が不安な方

|オンライン診療でできること

・いつもの先生の診察を通院せずに受けられるから、交通費や移動時間がゼロ
・スケジュール通りにスムーズに診察してもらえるから、忙しい方も便利
・その場で決済、処方せんや薬も届けてもらえるので、会計やお薬の待ち時間もゼロ

|当院のオンライン診療のポリシー

・初診は原則として対面での診療を行います。患者さまからご要望があり、担当医が病状が安定しオンライン診療が可能と判断した場合に開始となります。
・オンライン診療は、触診等を行うことができない等の理由により、得られる情報が限られています。そのため初診以後も、同一の医師による対面診療を適切に組み合わせて行うことが、厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針」で求められています。よって、新たな症状に対しては原則対面での診察を行います。また、病状が安定していても、原則約3か月に1回は対面での診察を行います。

|オンライン診療の流れ

①必要な情報を確認
当院ではオンライン診療サービス(クロン)を利用しています。オンライン診療を希望される患者さまは医師もしくはスタッフにご相談ください。アプリのダウンロード方法、予約の際に必要な「医療機関コード」をお教えします。

②診療を予約、問診回答
クロンにアクセスし、医療機関コードを入力してください。診療を予約し、問診に回答してください。

③ビデオ通話で診察
予約時間になりましたら医師から着信があります。

④クレジットカード(VISA、Mastercard、JCB、AMEX、Diners対応)で決済する
下記の費用が決済されます。
・診察代金
・情報通信機器の運用に要する費用 500円
・クロンアプリ利用料330円
・処方箋を薬局へ郵送する場合の切手代

⑤薬/処方箋が届く

いかがでしょうか?ご来院時に医師やスタッフより「医療機関コード」をお伝えする仕組みとなっておりますので、プライバシーに関しても安心してご利用いただけます。仙台、宮城、東北の患者さまにご利用いただき、受診の負担軽減につなげられることを願っております。
オンライン診療は下記よりご利用ください。

より苦しくない大腸カメラ・胃カメラ検査へ。最新の内視鏡システムを導入しました!
2021.03.19

最新の内視鏡システムを導入しました

角田記念まつだクリニック内科・消化器内科では、大腸内視鏡や胃カメラで使用する内視鏡システムを従来のオリンパス社製「EVIS LUCERA ELITE」から同社の最新・最上位機種である「EVIS X1」に更新いたしました。今回導入した内視鏡システムでは下記のようなオリンパス社独自の最新テクノロジーが搭載されており、「内視鏡検査の苦痛軽減」、「病気の早期発見」、「病気の正確な診断」、「治療での安全性向上」が期待できます。
角田記念まつだクリニック内科・消化器内科では今後も引き続き「苦痛の少ない」「安全で」「正確な」内視鏡検査をめざします。

【新しくなった内視鏡システムの特徴】

|苦痛のない検査のために

・EDOF(Extended Depth of Field)
これまでのシステムでは心臓の拍動や胃腸の蠕動がある状況下でピントを合わせ内視鏡写真を撮影することは医師にとって大きなストレスでした。EDOFは近点と遠点のそれぞれにピントを合わせた2つの画像を合成することで、広範囲にピントのあった写真をつくる新技術です。ワンタッチで「簡便」に「質の高い」画像が得られるため、写真の撮りなおしが減り検査時間の短縮が期待できます。

|病気の早期発見のために

・TXI(Texture and Color Enhancement Imaging)
内視鏡画像の微妙な変化を指摘し胃がんや大腸がんを発見するには医師の経験と勘が必要でした。TXIは「わずかな色調の変化を分かりやすく」「わずかな凹凸の変化を捉えやすく」「暗い部分を明るく」画像処理する新技術です。画像上のわずかな変化に対する視認性が向上し、病変の早期発見に貢献します。

|病気の正確な診断のために

・NBI(Narrow Band Imaging)
従来の内視鏡システムにも搭載されています。ヘモグロビンに強く吸収される特殊な波長の光をあてて粘膜表層の血管走行や微細構造を強調する技術です。これまでの豊富なエビデンスの蓄積もあり、今や内視鏡診断のゴールデンスタンダートとなっています。

|安全な治療のために

・RDI(Red Dichromatic Imaging)
RDIは特殊な波長の光を用いることで組織の深い部分のコントラストを形成する新技術です。深部血管や出血時の血液の観察がしやくすなり、内視鏡手術での迅速な処置や手技をサポートします。

角田記念まつだクリニック内科・消化器内科では、「苦しくない」「痛くない」「安全で」「正確な」大腸内視鏡検査(大腸カメラ検査)、胃内視鏡検査(胃カメラ検査)を行えるように常に最先端の機器や技術を取り入れています。便秘、下痢、腹痛、血便など気になる症状が続く場合は心配なさらずに是非ご相談ください。
大腸内視鏡検査(大腸カメラ検査)、胃内視鏡検査(胃カメラ検査)について詳しくは下記をご覧ください。

大腸検査の内視鏡スコープが新しくなりました。
2020.09.04

大腸内視鏡は肛門からカメラを挿入して観察し、大腸癌・大腸ポリープ・腸炎・痔といった病気が無いか調べる検査です。
角田記念まつだクリニック内科・消化器内科ではこの度、大腸内視鏡検査で使用するビデオスコープの更新を行ないました。(EVIS LUCERA ELITE ®PCF-H290I/オリンパス社製)。
今回導入した大腸内視鏡には下記のような特長があり、大腸内視鏡検査の精度向上と検査に伴う苦痛低減が期待できます。
角田記念まつだクリニック内科・消化器内科では今後も引き続き「苦痛の少ない」「安全で」「正確な」大腸内視鏡検査をめざします。

【新しくなった大腸内視鏡ビデオスコープの特長】

|精度の高い検査の実現

  • ハイビジョン対応CCD:以前のものより高精細な画像が得られ、精度の高い診断をサポートします。
  • ワイドアングル:170度の広視野角での観察が可能となりました(以前のものは140度)。大腸の襞に隠れた病変の発見に威力を発揮します。
  • 副送水機能:大腸の粘膜に付着した粘液や血液を洗い流す機能です。大腸内視鏡での観察や治療に役立ちます。

|検査に伴う苦痛の低減

  • 細径化:内視鏡の太さが11.5㎜と、以前のものと比較し0.5㎜細くなりました。
  • 受動湾曲:S状結腸など屈曲の強い部位を通過するとき内視鏡が自然に曲がりスムーズな通過をサポートする機能です。
  • 高伝達挿入部:術者の内視鏡の操作が先端まで伝わりやすい設計になっており、無理な大腸のねじれが生じにくくなっています。
  • 硬度可変:以前のものにも搭載されている機能です。手元の調整リングを操作することにより、患者さまの体格や大腸の部位にあった内視鏡の硬さを調整できます。

最新のピロリ菌診断装置を導入しました。
2020.08.10

ピロリ菌は胃の粘膜に生息する細菌で、近年の研究により胃がんの最大の原因であることが知られています。ピロリ菌の感染を診断する方法としていくつかの方法があります。そのなかで、もっとも精度の高い方法が尿素呼気法です。当院ではこの尿素呼気法を正確かつ短時間で行える最新の診断装置(PoconePlusⓇ/大塚製薬株式会社)を導入いたしました。

|特徴

  • 保険診療で実施できる6種類のピロリ菌検査のなかで最も精度が高いといわれています(正診率99.1%)。
  • 検査薬を内服したのちに呼気を採取し調べます。検査にともなう苦痛は全くありません。
  • 約2分(呼気採取を含めると30分)で検査結果がえられます。陽性の場合はすぐに治療を開始できるため、通院の負担が軽減できます。
  • ピロリ菌の感染診断だけでなく、除菌治療後の治癒判定にも使用できます。

|注意

  • 保険診療でピロリ菌検査を行えるのは、「内視鏡検査において胃炎の確定診断がなされた患者」とされています(保医発0221第31号 厚生労働省通達)。

ピロリ菌は気になるけれど内視鏡検査(胃カメラ)が苦手という方へ。ピロリ菌検診をはじめました。
2020.08.01

ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は胃の粘膜に生息する細菌で、胃がんの最大の原因であることが知られています。ピロリ菌検査には6種類の方法がありますが、これらを保険診療で実施できるのは、「内視鏡検査において胃炎の確定診断がなされた患者」とされています(保医発0221第31号 厚生労働省通達)。しかしながら、ピロリ菌は気になるけれども内視鏡検査は苦手だなという方もいると思います。このような方のためにピロリ菌検診を始めました。

【検査】

ピロリ菌の診断方法としては最も精度の高い尿素呼気法という検査法で診断します(正診率99.1%)。検査薬を内服したのちに呼気を採取し調べます。検査にともなう苦痛は全くありません。院内の診断装置を利用し約2分(呼気採取を含めると30分)で結果が分かります。

【費用】

検診料 5,000円(税別)

【予約】

ピロリ菌検診をご希望の方は電話で予約をお願いします。

  • 陽性であった場合は保険診療での除菌治療をご案内します。保険診療でピロリ菌の除菌治療を行うには、内視鏡で胃炎の存在や胃がんの否定を診断することが必要です。
  • 尿素呼気試験では、プロトンポンプ阻害薬(PPI)という薬を内服している場合は偽陰性が高くなります。お薬を内服中の患者さまはお知らせください。
  • ピロリ菌検診はピロリ菌の感染の有無を診断するものであり、胃がんの存在を診断するものではりません。